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2018年6月21日木曜日

2013年10月12日土曜日

オリオンの季節

このところいろいろとありすぎまして、おかげで更新が疎かになってましたが、ボチボチ復活してみます。

台風の影響なのかここ数日は夏並みに暖かい10月となっていますが、おかげで夜間も大分暖かいですね。そんな折、久々にクリアーな夜空に恵まれたので星空を堪能してきました。

星雲の取り巻くオリオン座(D40X改+50mm)
深夜0時を回ればすっかり上ってくる冬の星座が楽しい季節なので、とりあえず定番のオリオン座です。改造カメラでバーナードループまでくっきりと写してみました。どうせなら左下に欠けて見えるバラ星雲までしっかり入れるべきでしたが...その辺は勘弁してください。。

これからいよいよオリオン座流星群の活性時期になりますが、この日(10/10AM)はまだ少々時期的に早かったようで、2時間ほど見上げていた中でそれらしい流星も一本しか確認出来ませんでした。
今年はちょうど満月の頃に重なるタイミングで、ピーク(10/21頃)前後の条件が悪いんですよね...12月中旬のふたご座群も同様に悪いようですが、まぁその時期は世界中でアイソン彗星に話題集中かもしれないですけどね。

2013年6月2日日曜日

セキレイ生まれました。

先日、家の裏に巣を作って卵を産んでいたハクセキレイですが、5つの卵の内1つが金曜に、3つが土曜に孵りました。しかし、今朝様子を見たら一羽は身動きしないようで、残念ながら死んでしまったようです。
もう一つ残っていますが、もしかしたらこれも死産だったかも知れません。。

親のいぬ間にこっそりパシャリ
部屋の外にWebカメラを設置して動画撮影もしてみました。↓


何はともあれこの元気な3羽が無事に成長して羽ばたいていくことを願いつつ、あまり刺激しないよう静かに様子を伺ってみてようと思います。

2013年5月25日土曜日

いろ鳥どり

4、5日前に気付いたのですが、ハクセキレイが家の裏の木材を立て掛けてある隙間にいつの間にやら巣を作って卵を産んでおりました。

卵が5つ。ウズラの卵に似てるけど、喰ったら旨いのかなぁ?w


ツバメなんかも結構図々しく人家の軒下などに巣を作ったりしますが、ハクセキレイも案外人目も憚らずテキトーな場所に巣を作るみたいですね。それでいながらちょっと要素を見ようかと顔を出したりすると、ササッと飛び立ったかと思えば巣の近くであちこちウロウロしながらこちらの様子をチラチラと窺ったりして、その仕草が妙に愛嬌があって和ませてくれます。

彼女が親鳥。


鳥絡みってことで、最近目撃した野鳥でもいろいろアップしておきましょうか。あんまし巧く撮れてないですが^^;

美しい声でさえずるオオルリ。青いのはオスだけらしい。
実はこの数日前、家の裏にオオルリの死骸が...
裂傷はなかったので渡来の過労とかで死んじゃったのかなぁ...
こんなにマジマジ見られる機会もないので一応写真も撮ったんですが、死骸載せてもひんしゅく買うだけだと思うのでやめておきます。。

雄叫びを上げているようなwホオジロ。しょっちゅう見掛ける鳥。

久々にお目に掛かれたメジロ。案外近づいても逃げない鳥。

たまに見掛けるヤマガラ。

2013年4月26日金曜日

春のダメアプリ購入日記

以前ひっそりと話題になった、撮影後にピント合わせが出来るというLytro ライトフィールドカメラ という不可思議なデジタルカメラをご存じでしょうか?
擬似的にこれと同じような撮影が可能というFocusTwistなるiOSアプリを見つけ、迂闊にもつい衝動買いしてみました。

で、結論から言わせてもらえば、全く以て使い物にはならないスーパーダメダメカメラアプリの決定版です!!w

まぁiPhone搭載カメラもごく普通の構造のデジタルカメラなワケですから、だいたいのところは想像していたのですが、やはり案の定、ただ単にフォーカスポイントを変更しながら何枚か(恐らく4枚?)連続撮影し、その後撮影したコマからフォーカスしたい部分をタッチして適当な一枚を選ぶといった実に安直な代物です。
これももし映像ベースであれば一瞬の撮影で事足りる気もするのですが、フォーカスポイントを変更する関係で静止画で撮影する必要があるようなので、撮影中数秒間は固まっていなければなりません。もし動かしてしまうと機能的な趣旨は全く破壊され、切り替え方の分かりにくい連続写真のセットが作られるだけです。

これなら普通に数枚撮影した方が断然早いという話で、いくら安価(170円)とは言えこんなネタにもならない代物にお金を掛けてしまった自分があまりにも情けなすぎます。。crz

2013年4月20日土曜日

注目のSIGMAレンズ

先日SIGMAから、かなり興味深いAPS-C用レンズが発表されました。

18-35mm F1.8 DC HSM


とかく明るいレンズを好む星野・星景写真家にはF1.8広角レンズのラインナップも重宝されている様子ですが、標準画角の35mm(52.5mm相当)から広角18mm(27mm相当)までカバーしながら全域F1.8実現のズームレンズという他に類を見ない代物。
実際にどんな写りなのかは分かりませんが、フルサイズ機で28mm/F2.8開放で撮影した雰囲気をAPS-C機でも余裕で醸せそうではありますね。
ただ、これだけのスペックなので写りに関してはかなり妥協もあるのではないかと感じるところなのですが、チャートから読み取れるものはとにかく中途半端なレンズではないな...という感触。
流石に僅かな歪みは出る様子も広角ズームと考えれば非常に優秀だし、MTF特性からは既存のF1.8広角単焦点のシリーズと比較するのもおこがましいほどの解像力が伺えるだけに、星空撮影にもすこぶる有効性の高そうなレンズですね。

現時点では価格や発売時期は分かりませんが、価格によっては速攻で飛びついてしまいそうな予感...^^;

来週4/26発売予定の「USB DOCK」なるレンズのアップデートツールも登場しますが、このレンズももちろん対応。
これを使う事でパソコン上からレンズの焦点距離4段、撮影距離4段で16段階での調整が出来るらしいのですが、例えば天体向けなどでフィルター除去を施して焦点位置のズレてしまったカメラでも、レンズをそれに合わせて調整もある程度は可能でしょうからありがたいツールです。
因みにSportsラインレンズではAFについても調整可能みたいですね。AF駆動範囲や防振作動時の見え方、速度と品質のバランスなんかを調整出来るようです。
高い代物ではないので、対応レンズと是非一緒に揃えたい便利ツールですね。

2013年4月1日月曜日

今日だけ許されるネタ(ガセ注意)

NIKON D二桁シリーズ復活!!

やたらめったらに高画素化ばかりが進む昨今、時代の流れに反するかのように有効解像度をあえて12.3Mピクセルに抑え、低ノイズ化をとことん追求したというNIKON D90sが4月1日ひっそりと発表されたとかされないとか。

真に受けないでねw


基本スペックは先代のD90をほぼ踏襲したものとなっていますが、光学ローパスフィルターが排除されたほか内部構造も一から見直され、イメージセンサー背部には新開発の省電力水冷システムを配置。これにより高感度、長秒露光時のノイズ発生を飛躍的に低減させることに成功している。
また背面レイアウトも一新され液晶モニターもバリアングル化。モニター部を開くと放熱のために設けられた通気ダクトが顔を見せるが、ここに別売りオプションの冷却ユニットを装着することで暑い夏場においても効率的なクーリングが可能になるという。


念を押しておきますが、ホントに冗談ですから。

モニターで蓋をしてしまっては...という痛いツッコミはさておき、このクーリングシステムによる恩恵はノイズ低減効果のみならず、ライブビュー時の発熱も飛躍的に抑えられるため、モニターを開いた状態では事実上無制限でライブビューが可能。また動画撮影においても無駄に2時間以上の連続撮影も可能だという。

またある情報筋によると、赤外カットフィルター特性を天体向けに仕様変更したD90sAも準備されているとの情報もあり、これと同時に結露防止機構を内蔵した天体撮影用MFレンズのラインナップ登場もほのめかされている。


...なんてのはもちろんガセネタですよ。念を押しておきますが。

ただまぁあえてこんなネタを書かせてもらったのは、個人的にはこれくらいのスペックが最も合理的で、一般的にも適正スペックだと思うんですよ。解像度も十分だし何せノイズも少ないし。
2000万だの3000万画素なんて言う高解像のデカい画像の必要なシチュエーションなんてのも極限られ、一般的にはおおよそ必要とも思えないし、何せデータが嵩張る上に処理も大変になるからやっぱ無用です。オーバースペック著しいです。まぁあっても良いですけど、全部が全部そうする必要性は絶対に無いと思うのですよ。

高画素化というのは全てが良い方向に作用するものではなく、様々な弊害を伴うスペックアップなのですから、メーカーさんにはその点をまずしっかり踏まえてもらい、売れ筋ばかり見据えた画一的なモノ作りはせず、それぞれの方向性で良いモノは残していくというスタンスで取り組んでいってもらいたいものです。

2013年3月18日月曜日

彗星ばかりじゃ何だから

3月に入ってからは好天に恵まれる日が多いので、最近たまに寒空の下で星空堪能してます。
この季節は雪のために山には上がれないので、近所の田園地帯を覆う分厚い雪原での観望で我慢ですが、多少の光害は致し方ないものの小さな田舎町なのでそれなりに美しい星空が楽しめます。

今頃と秋口頃は一晩に夏冬の鮮やかな星空が楽しめる季節ですが、今の時期には夕暮れ時に冬のダイヤモンドが沈んで行き、朝方にはさそり座やいて座のある明るい天の川や夏の大三角まで上空に上ってきます。
先日までは彗星堪能の後は冬のダイヤモンドを仰ぎ見るにちょうど良い空でしたが、もう月が上がって来てしまったので、当面は朝方に見られる夏の夜空が見頃です。

日が暮れると上空に冬のダイヤモンドの華やかな姿が。(右下の明るい星は木星):プロソフトンA使用

夏の天の川も朝方に荘厳な姿を現す。街場の光害が凄いですが...^^;:プロソフトンA使用

先日は、早朝まだまだ暗い時間帯にタイミング良く、煌々と輝く国際宇宙ステーション(ISS)が天の川(夏の大三角)を貫く姿を捕らえられました。

夏の大三角(ベガとアルタイルの間)を貫くISS

しかし大分暗いとは言え僅かな朝陽の影響もあり、どうしても青みが出てしまいますね。この寸前までは黒々とした夜空が撮れていたのですが、僅か数分の違いでこの有り様です。

かと言って真っ暗な深夜ではISSも太陽光を受けて輝き放ってくれないので目にするのも困難だけに、こういった絵面もちょっと貴重かもですね。
ISSも当面は朝方が見え頃のようなので、早起きして天の川を眺めながらISSの上空通過を待ってみるのも趣深いと思います。


あと最後に昨日の写真ですが、おうし座の腹のど真ん中に月齢4の月が鎮座してました。
今日はこの写真の上に見える木星と月との接近の様子が見られたはずですが、あいにくの雨模様で...


月を喰らったおうし座(木星は角飾り?)

2013年3月15日金曜日

パンスターズ彗星、再リベンジ

本日3/14、幸いにも予想もしていなかった晴天に恵まれたので、再度彗星撮影に挑戦してきました。

今日は月が良い目印になって方角の見定めは完璧。一昨日以上に雲が多く地平線上には分厚い雲が覆っておりましたが、雲より上の青々とした空にある内が絶好機とも思い、雲が張り出してこないことを祈りながらまだまだ明るい6時頃から月の下方に照準を合わせて姿を現すのをじっくりと待ちました。

空の色も大分濃くなってきた6時半前、出現確認のために撮影した写真にうっすらと彗星の姿が浮かび上がってきたので、メインのカメラをその方角へ方向修正。もちろんファインダーを覗いてもその姿は見えないので手探り状態でしたが、難なく方向は合わせられました。
そしてとりあえず連写で十数枚ほど撮影しまして、再度微調整しようとファインダーを覗くと彗星の姿がごく小さな点となって確認出来ました。
流石にその程度のものなのでダストテールは全く見えませんが、それでもパンスターズ彗星の姿を直に目で捕らえられたのは幸運でした。

これから徐々に光を弱めながらほとんど高度を上げずに北方向へ移動していきますが、タイミングは僅かだと思いますが、今週いっぱいくらいは双眼鏡などを使えば彗星の姿を目にすることもできるかも知れませんね。

雲に隠れる直前の姿。今日はしっかり300mm(フルサイズ450mm相当)で撮影しました

月とパンスターズ彗星の大分離れたランデブー。

2013年3月13日水曜日

パンスターズ彗星捕らえたが...

先日近日点を通過したパンスターズ彗星ですが、昨日、一昨日と一応何とか写真では捕らえられたのですが、思ったほど明るさが増さず夕焼けの残光に負けてしまい、双眼鏡を使っても視認はできませんでした。
もう少し太陽から離れてくれれば或いは...とも思うのですが、あいにく本日は曇天。
週末には晴天も見られそうな予報ですが、その頃には太陽からも大分離れるとは言え光度もかなり落ちてしまうので目視での観測はやはり難しそうです。
まぁ例え見えたとしても他の星と区別は付かないでしょうけどね。。

ということで、一枚くらいはアップしておきましょうか。
実は300mmズーム付けてたのに、迂闊にも170mmまでしか伸ばさないで撮ってしまってましたが、他の星も写ってないとなんだかよく分からない写真にもなってしまうんで、結果的にはまぁ良いかとw

かなり下方に落ちてから気付いたので、モヤに焼かれて「赤い彗星」と化してます。

パンスターズ彗星はちょっと期待ハズレに終わりそうですが、暮れに飛来するアイソン彗星は太陽をかすめる軌道で大彗星になる可能性はかなり高そうなので、とにかくそちらに期待ですね。

2013年3月1日金曜日

彗星見えるかな?

パンスターズ彗星がいよいよ近日点を通過という時期に差し掛かってきましたね。
増光ペースが予想以上に遅いという情報もあってどの程度まで見えるのか少々不安もありますが、美しい尾をなびかせてくれることを期待しながら3月中旬の夕刻には、西の空をしっかり観察してみましょう。
ってゆーか、この時期、ウチの辺りで晴れてくれる日があるかどうかがかなり心配ですが...


そういえば、以前紹介したiOS向けの定番星図アプリ(記事1記事2)ですが、その中で彗星を表示できるのはiステラのみのようです。


紹介した際にはあまり良い評価が出来なかったアプリでしたが、この要素は今年においては特にポイント高いですね。
もし興味のある方は使ってみてはどうでしょうか。

2013年1月3日木曜日

2013年注目の天体現象

あけましておめでとうございます。
正月と言えば三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群の活発な頃合いで今宵がピークとのことですが、全国的に天候はどうでしょうか?
ウチの辺りは昨日からしんしんと雪が降り続いておりまして、まぁ例年通りでもあるのですが、残念ながら今年もこの流星群を楽しむことは出来そうにありません。


それはさておきまして、ここ近年、月や太陽にまつわる天体現象も多かったのですが、今年はそう言ったイベントは乏しい一年で、おとめ座の一等星スピカや水星の食(月に隠れる現象)がある程度。
しかし今年は目玉となる天体現象が御座いまして、3月と11月に2つの彗星の美しく尾を引く姿が見られるであろうと期待されています。

まず1つめは3月10日頃に近日点を通過するパンスターズ彗星(C/2011 L4)。
期待通りなら-3等以上と、煌々と輝く金星かそれ以上の明るさになりそうですが、日本国内では3月上旬から4月くらいまで朝晩といずれも観測可能とのことです。
日本で観測出来るのは近日点通過後となるようですが、3月上旬の明るく見える時期は日没直後が見やすいとのことなので、晴れた夕方には、西空の地平線近くに注目です。

2つめは暮れの11〜12月に大彗星となる可能性の高いアイソン彗星(S/2012 S1)。
近日点通過は11月28日頃で、太陽の至近距離をかすめる軌道のため消滅も危惧されるところですが、生き残れる公算は高いとの予測で、そうなればかなりの大彗星に成長する可能性があります。
頃合い的にも流れ星とほうき星を同時に楽しめるチャンスでもありますね。
まだまだ先の話ではありますが、今年の暮れは連日早起きして朝の東空に大注目です!!



2012年12月14日金曜日

ふたご座流星群、結構活発なようです。

このところいきなりの大雪にてんてこ舞いな我が地方ですが、昨晩は天気予報とは裏腹にカラッと晴れ上がってくれたもので、仕事を終えてから数時間ほどでしたが、寒空の中ふたご座流星群を軽く堪能して参りました。


昨年は明るい月があったせいで小さな流星は認識しにくかったのですが、それでもかなり活発な様子が窺えました。
今年は幸いにも新月の頃合いというのもあって細かい流星が飛び交っている様子もハッキリ窺えるので、例年以上に活発そうな雰囲気が感じられます。
昨晩の状況ですが、10分も見上げていれば明るめのものが5〜6本かそれ以上見れる感じで、タイミングによっては同時に複数流れたり、ものの数秒間に3〜4本見られたりもします。
明るい大きな火球はちょっと少なめですが、それでも昨晩、流星痕を残す規模の火球を2本ほど目にすることが出来ました。

とりあえず昨晩の1枚。一度に二本撮れましたが、かに座(プレセペ星団)を串刺しにしてますね。

ピークはいよいよ本日夜8時頃との予報ですが、今日もまた天気予報が外れて晴天が広がっている様子なので、これからちょっと出掛けてみようかと思ってます。

観望の条件が良ければ2〜3時間で100本近くは見れる感じなので、今宵もし晴れている様子であれば是非夜空を眺めて見て下さい。

2012年11月4日日曜日

マルチインターバルタイマリモコンでもっと長時間インターバルを実現する改造

多彩なカメラに対応し、特にミラーレス機愛用者には御用達とも言える便利ツール、マルチインターバルタイマリモコン (以下「MITR2」と記載)ですが、使い勝手を考えながらいろいろ改造して使用しておられる方も多いようですね。
もちろんウチでもスタンダードに発光部をアームで伸ばしてみたり、装着しやすいように工夫してたりしますが、他では見掛けない加工もしているのでちょっと紹介してみたいと思います。



このアイテムは1〜10秒まで1秒刻み、15〜40秒まで5秒刻みの16段階でインターバルを設定できる赤外線レリーズリモコンですが、残念なことにそれ以上の秒数に設定することが出来ないので、分単位で露光したい星空撮影にはちょっと使い物にはならないんですよね...
そこでウチでは、別のインターバルタイマーリモコンで制御することでより長時間露光が出来るよう改造して使用してます。

見た目はちょっと無骨ですが、発光部はアーム状にし、クランプでカメラ脇などにも固定可能。そして白い箱からケーブルが伸びて別のインターバルタイマーリモコンに接続!?

この改造も理屈は簡単で、接続したリモコンから電源のON/OFFを制御しているだけです。なのでタイマー動作でも手動でレリーズボタンを押してももちろん制御可能です。
改造は、スイッチを噛ませている基板の裏からでもリード線をひっぱって、リモコン側のレリーズONで短絡する2本に接続されるように加工すれば良いだけです。



リモコン側には3本の線がありますが、全押し、半押し、グランドという構成で、レリーズボタン及びタイマーによって短絡(いくらか抵抗が出ます)するようになってます。
どれがどの線かはテスターで測れば分かりますが、もちろん接続するのは全押しとグランドですので、半押しでは短絡せず全押しのみで短絡する組み合わせを探してください。
もし半押しに繋ぐとタイマー動作の際1〜2秒ほど早くリモコン発信されてしまいます。

ちょっと汚いですが...改造済みリモコンの内部写真。構造はモノによって多少違うようですが、元々はこの3端子からラインが伸びています。
ウチでは、用途に応じて単体でも使えるようリモコン脱着可能なようにモジュラー仕様に改造してますが、CANON RS-60E3/PENTAX CS-205互換インターバルタイマーリモコンなら接続端子がオーディオ用マイクロステレオプラグなので、ジャックや変換ケーブルなども容易に入手出来ますし、リモコン側は無加工で使用することも可能です。
その他のモノは特殊なプラグ形状なんで対策もちょっと面倒臭いし、どうせ流用も出来なくなってしまうので、ハナから専用にRS-60E3/CS-205互換リモコンを入手した方が早いかもですね。


操作についてですが、赤外線リモコンの発信(というか電源)を制御するという関係上リモコンのインターバル設定方法は少々特殊になります。
まず基本的にはMITR2の設定を「0」(1秒)の状態に合わせ、スイッチは切っておきます。リモコン側で露光時間を1秒、またはもし連写したい場合は2秒に設定し、インターバル時間で必要な露光時間を設定することになります。

※誤差によってMITR2が早めに動作してしまい巧く連写できない場合もあるかも知れませんが、その場合はMITR2の設定を「1」(2秒)、リモコンの露光時間を3秒にすれば回避できると思います。

要するに露光時間を長く設定するとその間、MITR2が電源ON状態となるので、MITR2側の設定に従った通常動作を繰り返すワケです。
これを巧く複合的に利用すれば、例えば1分インターバルでのブラケット3連写(1秒間隔)みたいなことも可能です。

2012年11月3日土曜日

夜間のレンズ曇り対策

夜の冷え込みも厳しくなり、結露しやすい季節になりました。
ウチの辺りは湿度の高い地域というのもあり、暖かい季節でも野外での夜間撮影ではレンズ面への結露の懸念が絶えなかったりするのですが、どんな地域でも寒くなるにつれて結露もしやすくなるので対策は必要ですよね。
そんなワケで今日は、結露によるレンズ曇り対策方法について綴ってみます。


結露というのは、低温の物体に触れた空気が冷やされることで空気中の水分が凝縮され水滴となって付着する現象ですが、外気温よりわずかでもその物体の温度を高く維持出来れば結露は防止できます。

さてどうやってレンズを保温するか?ですが、天体専門店などで望遠鏡やカメラレンズにも対応出来る巻き付け式ヒーターも販売されていますが、簡単な材料で自作できるような代物だけに、少々ぼったくり気味な価格だったりするのがどうも許せないところで。。。
自作については後述するとして、先ずは手っ取り早く、巷に転がっている安価なアイテムを使った対応方法から。


【手軽な充電式カイロ】

個人的に最も手軽で手っ取り早いと思うのが、USB充電式カイロをレンズに縛り付ける方法です。
いろんな形状のモノがありますが、なるべく小振りで細めの板状のものがベターで、大振りのレンズなら下部に縛り付けるだけで十分な効果を発揮してくれます。
触ると結構温かく感じますが、発熱量は40℃程度と適度な感じです。
安いモノで1000円くらいからありますが、一般的なモノで少なくとも1.5〜2時間程度は動作しますし、最近ではより長時間動作可能な大容量の商品も出回っているようです。
小型のモノでiPod nanoくらいのサイズです。
縛り付け方法については保温性の高いモノで巻き付けるのがベターですが、発熱量も十分に高いのであまり神経質になる必要はないです。大概専用ケースが付属してきますので、それにゴム紐やマジックバンドなどを縫い付けたりしておけば容易に脱着も可能です。
因みにウチでは、近所の百均で見つけた腕に巻きつけるケータイホルダーを活用してますが、サイズもちょうど良い上に発泡素材で保温性も良好だし、中身(カイロ)も簡単に交換できるのでかなり重宝します。
ケータイホルダーを巻き付けてみた。間違ってケータイやiPod入れても温まりませんよw


【実は専用アイテム?ドリンクウォーマー】

巻き付け式のUSBドリンクウォーマー なるモノがありますが、大きめのレンズには打って付けの保温ツールで、ここまで理想的な形状だとレンズ用ヒーターとして作られたものではないか?とも思えるくらいな、ヒジョーに重宝する便利アイテムです。

発熱量は公称値38℃と謳ってますが、所有のモノを実測してみると最も高温の部分で43〜4℃まで上がるようで、USBモバイル電源(eneloop 2本)で1.5時間程度は動作するようです。
長時間使用の際はバッテリーに工夫しても良いですが、冷めたら電池交換で手軽に対応可能なので、eneloopを何本か用意しておいてチョコチョコ交換して使う方がずっと合理的だと個人的には思います。
AT-X 116 Pro DX Ⅱに巻き付けるとピッタリ。口径80mmくらいまで対応出来そうです。


【小型レンズには自作ヒーター】

大振りなレンズには上記のような方法で対応出来ますが、薄型レンズなどには大きすぎて巧く取り付けにくいので、ここはやはり出来るだけ安価に済ませるためにもヒーターを自作して対応しましょう。

巷でもいろんな方が自作ヒーターを紹介されておられますが、一晩中持つような12V仕様のヒーターばかりみたいですね。
個人的には上記アイテムとも合理的に併用できるよう、USBモバイル電源(5V)仕様の省電力ヒーターを自作して使用してます。
全貌はこんな感じの代物。電源は百均のUSB電池BOXでもOK。中身は別途用意しましょうね。
製作に使用したモノはニクロム線(φ0.26mm)と熱収縮チューブ(ニクロム線を絶縁するための極細のものと、USBケーブルまで収まる太めのものを2種用意)、USBケーブルをぶった切った片割れ(Aタイプコネクタ)、あとレンズに巻き付ける際の取り回しを考えて圧着式の小さなコネクターで切り離せるようにしてあります。
ここではニクロム線絶縁に収縮チューブを使用しましたが、1φ以下の細いシリコンガラスチューブがあればその方が電熱線らしくなって格好良いかもです。

狙いは人肌程度の熱量から40℃未満を想定。しかし、5Vでどれくらいの長さにすればその発熱量が得られるのかさっぱり...で、ちょっと調べてみると400mAでヒーターをこしらえている例があったので、それくらいがちょうど良いのかなぁ?と安易に思いつつ抵抗値を算出。
5V÷0.4A=12.5Ωってことかぁ?
買ってきたニクロム線の抵抗を実測してみると、1mで約24Ω(いくらか誤差があると思います)。ってことは半分程の50cm強で良いじゃないか?ってことで55cmほどでカット。
これで実際に5V通して温度を計測してみたところ、35〜6℃とまさに狙い通りだったので万事OK!!
動作時間は、約10℃の環境下でeneloop 2本で3時間ほどと結構持ちは良いです。1〜2℃の違いでも結構持ちは変わってくる感じですね。

因みにこれでNEXの標準レンズに3周弱の長さですが、もっと長めが良ければもう少し太いニクロム線を使えば抵抗値も下がるので長さが稼げるでしょう。
NEXのフィッシュアイコンバーターにマジックバンドで巻き付けてみた。
加工にはちょっと注意が必要ですが、まず、USBケーブルの構造はどれも一緒のようで、1ピン(赤いリード線)が5V、4ピン(黒いリード線)がグランドになっているのでこの2本を使用します。緑と白のリード線、シールドは短絡しないよう段差に切って逃がしておきましょう。
結局は抵抗を噛ませるだけの簡単な工作なので、極性は気にする必要なしデス。
あと困ったことにニクロム線にはハンダが乗らないので、リード線との接触部分を長めに取りつつ念入りによく捩り、リード線にハンダをたっぷり乗せてしっかりと固定しましょう。


これで冬場の夜間撮影もバッチシです!!
あとは自分自身の保温も忘れずに。

2012年10月22日月曜日

流星ミサイル!?

流星ネタが続きますが、今週末は天候にも恵まれたので、三夜連続で月の沈んだ深夜から朝方にかけてオリオン座流星群の観望&撮影を楽しんできました。

21日(日)の日中にピークが予想されてましたが、土、日の夜(翌午前)は今ひとつ目立つ流星が少なく、むしろ金曜の晩(土曜の午前)が一番賑わっていた感じで、かなりの火球も見ることが出来ました。
その代わりというか、他の散在流星群も結構活発的であちらこちらから大小の流星が飛び交っておりまして、ちょっと活動が渋めのオリオン座群ながらもいろんな流星群のフォローで観望はそこそこ楽しめる週末ではありました。

というワケで、19日早朝の大火球の写真でも上げておきますか。
自宅に仕掛けておいたD40での撮影です。

南天に流れ落ちる流星群。73枚(約20分)比較明合成してみました。
流星痕もクッキリ残っていたので、その様子を動画にしてみました。
しかしこのあと雲が出てきてしまい、痕跡が消えるまで捕らえきることが適いませんでしたが...

動画にするとミサイルみたいですねw
流星痕がどういうワケかブタのしっぽのように丸くなったのも不思議です。

あとついでに、またしても遊び半分にコンデジでも撮っていたところこの大物を捕らえてしまいまして、それも一応上げておきましょう。
コンデジで捕らえた写真。近所の農道にて撮影。ノイズ、色味処理してます。
並の流星だとノイズに負けてなかなかハッキリ写ってくれませんが、これくらいの大火球ならコンデジでもバッチシです!

オリオン座流星群ももうしばらく活発な活動が続きますし、前述のように他の流星群も結構流れまくっているので、月末に掛けて月も太ってきますが、明るい火球も多いので晴天の夜空が望めるようならじっくり空を見上げてみてはいかがでしょうか?

2012年10月12日金曜日

りゅう座流星群にスカされ〜ボツ写真の活用

快晴とまでは行きませんでしたが、8日、9日とそこそこの好天に恵まれたので、今年も活発な活動があるのでは?と期待されていたりゅう座流星群を堪能と意気込んでみたのですが、残念ながらかなり小規模な活動にガックシでした。
2日間連夜の月が昇るまでの時間帯で、実に合計2500枚以上も撮影してみたのですが、結局流星を捕らえられたのはわずか3枚という悲惨な釣果。
流星シーズンでなくともそれくらいは普通に撮れるもんナァ...今回は見事に肩すかし、まんまとしてやられました。。

ということでちょうどネタも出来たので、先日述べていた流星ボツ写真の活用方法でも綴ってみたいと思います。


【活用その1:動画にしてしまう】
暗い夜空の連続写真は数秒〜数十秒という間隔で撮影された「微速度撮影写真」なので、これを連続再生することで巷でもよく見掛ける早送り再生のような動画に加工することが可能です。

ウチはMacメインなのでそちらを中心に説明させてもらいますが、iMovieでも連続写真から動画を作ることが出来るのですが、少々ややこしかったり動作的にちょっと重いというのもあるため、専ら「TSB SimpleAnimator」という軽いフリーソフトを活用させてもらってます。
非常にシンプルな物で、フェードなどのエフェクト機能などは一切ありませんが、コマ数を細かく調整できるので狙った速度の動画が作りやすいです。
操作も至って簡単なので、興味のある方はとにかく使ってみて下さい。

因みにこれを使用する際のコツとしては、デフォルトのMPEG4で直接書き出すとグラデーションが粗く見栄えのしない動画になってしまうのですが、サイズが巨大化してしまいますがRaw movieという形式でまず書き出し、それをQuickTimeなどを使ってサイズダウンして再度書き出すと、小サイズでもグラデーションが粗くならず美しく出力できます。




【活用その2:日周運動の軌跡写真に編集】
固定撮影の星空写真は、日周運動で星の位置が刻々と変化した状態で撮影されますが、これらを比較明合成することで日周運動する星の軌跡写真を作ることが出来ます。

これについてはPhotoshopなどのレイヤーを持ったソフトがあれば可能ですが、枚数が多いと読み込むだけでもかなり大変で、場合によってはパソコンが固まります。。
そこでオススメなのが「StartStaX」で、ボタン一発で何百枚でも無理なく合成をこなしてくれるのでかなり重宝します。
出力形式はJPEGのみですが、途中経過をTiffなどの別形式で出力することも出来ますし、ダークイメージを用意しておけばダーク減算処理まで同時にこなしてくれます。
あいにく日本語には対応していませんが、合成方法の種類さえ押さえておけば英語が苦手でも難なく使えると思います。
因みに合成方式は「Lighten:比較明」「Gap Filling:光跡のスムージング調整可能な比較明」など7種ありますが、「Average:平均」もあるので追尾撮影写真のコンポジットにも便利です。
なおプラットフォームはMac、Windows、Linuxに対応しています。

10月9日、淡い流星を捕らえた唯一の写真。
全924枚を豪快に比較明合成(やり過ぎw)。下部の光跡が途切れ加減なのは雲の影響です。


【活用その3:コンポジットで美しい星野写真に】
デジタルでの長時間露光写真の場合、低い感度で何十分も掛けて渾身の1枚を撮影するよりも、多少感度を上げつつ数分単位で何枚も追尾撮影しておき、それをコンポジットした方が美しい仕上がりが期待出来ます。
かなりの高感度で撮影した写真でも、枚数が多ければその分ノイズ低減効果も得られますので、追尾撮影のボツ写真はこの方法で有効に活かしてみてはいかがでしょうか?

ノイズ低減には「加算平均合成」が有効ですが、同時にこれには動いている物の写りを弱める効果もあり、例えば何枚かに雲や飛行機、人工衛星が写り込んでしまっていても何十枚と重ねることでそれらの存在を弱めることが出来ます。
方法はいたって簡単で、上記のStartStaXなら「Average」で合成すればOK。Photoshopを使用する場合は、50%の透過率で何枚もレイヤーに被せていけば良いワケです。

ISO1600/20秒露光。ちょっと雲が多い状況でしたが...
30枚を加算平均合成。雲や人工衛星などは薄れ、ざらつき感も弱まります。
この処理を行うことでノイズ低減と共にグラデーションも自然に近くなるため、JPEG画像でも十分な編集に耐えうるものになりますので、その後の補正や編集を考えてもかなり有用な処理方法です。

上記画像を使用し、同じエディットを施した様子。右がオリジナル、左が加算平均合成画像。

2012年10月7日日曜日

流星撮影のススメ

いよいよ秋の流星シーズン突入ですが、ちょうど本日辺りから11日頃にかけてりゅう座流星群が活発化。以前にも書いたとおり周期的には昨年が大発生の年でしたが、今年も十分可能性があるとのことです。
ピークは明晩8時頃との予想ですが、幸い夜半まで月も出て来ませんし、放射点も高高度で天の川も存分に楽しめる時間帯ということで、天候が良ければ好条件で楽しめそうです。
数秒間にわたってユラユラゆっくりと流れる微光流星が多いので、じっくり願い事が出来ますよ!!

また来週から再来週にかけては月も痩せる時期なので、今月中長期的に活発化するオリオン座流星群も好条件で楽しめそうだし、今月中旬の晴れた夜には撮影に出掛けてみようと大いに画策してます。
数はそこそこも派手な火球の多いオリオン座流星群ですが、明るい火球ならF3.5クラスの標準レンズやコンデジでも、高感度で数秒程度の長秒露光可能なら十分撮影出来るので挑戦してみてはどうでしょうか?


せっかくなので流星の撮影方法について触れてみましょうか。
ここではデジタルカメラ使用を前提として話を進めます。

【準備するもの】
基本として三脚とデジカメ。もちろんデジイチがベターですが、コンデジならまずマニュアルフォーカス可能で、高感度で最低でも5秒以上、願わくば15秒程度は露光できるものが望ましいです。また出来るだけ明るいレンズを有していることも有利な条件です。
撮影補助アイテムとしてリモコンレリーズ、赤外線リモコン、ケーブルレリーズのいずれかも必須ですが、こういったモノが用意できない場合は、タイマー撮影機能を使いブレが生じないよう注意して下さい。
もし追尾撮影したい場合はポータブル赤道儀を用意しましょう。

【画角について】
広角であればあるほど流星を捕らえられる可能性は増えますので、手始めには出来るだけ広角のレンズ、コンデジならズームのワイド端(24〜28mm相当)での撮影をお勧めします。
もし迫力ある流星を撮影したいというのなら40〜50mm(APS-Cなら25〜35mm)くらいの焦点距離が適当かと思いますが、もちろん画角が狭まるほど流星を捕らえられる確率は下がりますので、この場合は複数台用意した方が失敗が少ないと思います。

【設定感度と露光時間】
環境や光害の影響にも依りますが、目安としては絞り値F2.8辺りを境にそれ以下の明るいレンズならISO800、暗いレンズならISO1600かそれ以上に設定し、10〜15秒程度の露光時間がちょうど良いと思います。
もし星空もしっかりと描写したければ30秒程度露光しても良いでしょう。ただし、固定撮影ではそれなりに星像も流れてしまいますし、あまり感度を上げすぎて全体的に明るさが増しすぎると微光流星は埋もれて消えてしまうので、その辺の兼ね合いを考えつつ空の状況で感度や露光時間を決めて下さい。

【フォーカスの合わせ方】
星空を撮影する場合は必ずマニュアルフォーカスで無限遠に合わせます。オートフォーカスでは通常星空にピントは合いません。
合わせ方のコツとしては、デジイチならまずファインダーを覗きながらカメラを明るい恒星に向けて固定し、ライブビューで拡大表示して星像が最も小さくなるようにフォーカスリングを微調整してください。
ミラーレス機やコンデジの場合も同様ですが、電子ビューファインダー(EVF)では星像を捕らえにくい上にバックライトが明るいため目が眩んでしまうので、EVFの使用はなるべく避け、外付けの光学ファインダーを使用するか、そういったオプションがなければLCDモニターのみで合わせるようにした方が良いです。

【撮影方向】
カメラを向ける方向については、どこに流れていくか分からないのでテキトーでOK。後は運次第です。
個人的には、カメラ一台の場合は広角でおおよそ放射点方向に向ける場合が多いですが、月が出ている場合、月光の影響の少ない方が長時間露光も出来ますし流星の写りもハッキリしますので、なるべく月に背を向けるというのが基本です。
放射点にほど近い馴染みのある星座の方向や、もし軌跡の長い流星が撮りたければ、放射点より45〜90度ほどずらした方向へ、画角の長い対角が放射点からの直線上になるように向けておくのが良いでしょう。
方向が決まったらいよいよ撮影開始。ひたすら連写しまくってください。

【連写の方法】
連写のやり方にもいろいろありますが、デジイチならリモコンレリーズを接続し、連写モードに設定してあとはレリーズロックしておけばカメラの連写限界枚数までザクザク撮影してくれます。

リモコンレリーズを使用できないコンデジやミラーレス機の場合は対策が必要です。
もしインターバル撮影機能を装備していれば、撮影の度に多少のブランクが入ってしまいますが、これを活用するのも良いでしょう。
昔ながらの、いわゆるケーブルレリーズ でも対応可能ですが、特にコンデジは連写できる限界枚数が少ないので頻繁に押し直す必要がありますし、何と言っても手が疲れます。。

また赤外リモコンに対応したデジイチやミラーレス機は、手動でリモコン撮影という手もありますが、ここで便利なのがマルチインターバルタイマリモコンキットです。

ケーブルリモコン非対応のデジイチ/ミラーレス機には必須の便利アイテム。

これは一定間隔で発信が行えるという便利な赤外線リモコンですが、デジイチメーカーの多くの機種に対応しており、1〜40秒までのインターバル設定が可能です。
一時期は完成品も販売されていましたが、現在キット売りのみなのでハンダ付け工作が必要ではありますが、最低限のハンダ工作工具があれば素人でも小一時間で製作可能です。

これを使う場合はカメラ本体側で露光時間を設定しておき、インターバルは最小の1秒設定で使用すれば最短間隔で連続撮影が可能です。

ただ、素のまま作ってもご覧の通りの形状で結構扱いにくかったりしますので、市販のフレキシブルLEDライト などを加工して発光部をアーム状に伸ばしたり、設置固定しやすいよう自作加工して使用するのがオススメです。
因みに個人的には、長時間露光も出来るようにインターバルタイマーリモコンを接続してインターバル制御出来るよう改造して使ってたりします。


ちょっと長くなりましたがこんなところでしょうか。
まぁ流星雨にでもなれば話は別なのですが、流星撮影では100枚撮って1〜2枚も写っていれば御の字といったところで、ほとんどの写真はボツってしまいます。
次回は、そんな無駄になってしまった連続写真の巧い活用方法でも綴ってみようと思います。

2012年9月28日金曜日

新たに秀逸星図アプリ

先日紹介したばかりの星図系アプリですが、新たに優秀なアプリを発見したので紹介しておきます。

その名は「天文学 3D」...?
iTS上ではそのように表記されているのですが、ダウンロードすると「アストロ 3D」というアプリ名に変貌してしまうのでご注意を。因みに英語名は「StarMap 3D」だそうです。
とりあえずこちらは9/28現在無料提供中ですので、興味のある方はお早めに!!

このアプリには強化バージョンの「天文学 3D+」という上位アプリも存在するのですが、簡易版がかなり快適動作で使い勝手も良好と言うことで早速DLしてみましたので、こちらを中心に紹介してみます。

表示はスタンダードな部類。+では星座絵表示も可能。

まず使ってみた感じですが、とにかく星図の表示動作がすこぶる快適で、ジャイロの狂いもなくグリグリ動いてくれますし、また起動もかなり速いので現場での即戦力としてかなり重宝しそうな一本。
機能面でも星図として主立ったものは網羅しており、もちろん全方向表示にも対応。
天文学 3D+」は情報量もかなり豊富で、人工衛星の表示機能こそないのですが、検索によって位置を確認(星図上に矢印と赤いマークで表示)することは可能で、また視認チャンスを確認出来る点が目を引くところ。
一際大きく明るいISS(国際宇宙ステーション)などは写真撮りにも人気ですが、いつ頃どの方向に現れるかが確認出来るのはありがたい機能です。

軌道や詳細表示と共に、視認チャンスも確認可能!
ボタンをタッチすると上空通過リストが表示。ベスト条件を★で表示。
更にありがたいアラーム機能を装備。15分前、1時間前で設定可能。

難点を上げれば一点だけ、上下のツールバーが結構太めで表示を消せないので、特に横表示ではかなり使いにくい感じ。表示領域は狭いですが、基本的に立てて使うのが良さそうです。


先日紹介した「Star Walk - 5つ星の天体観測ガイド」もかなり優秀な星図アプリですが、間違いなくこれと双璧をなす、或いは凌駕するレベルとも言える秀逸アプリです。
強いて使い方を厳選するとすれば、日常的に閲覧を楽しむなら「Star Walk」、星空観望や撮影現場での即戦力として「天文学 3D+」を活用するというのがベストだと思います。