Auto Link Maker

2013年4月26日金曜日

春のダメアプリ購入日記

以前ひっそりと話題になった、撮影後にピント合わせが出来るというLytro ライトフィールドカメラ という不可思議なデジタルカメラをご存じでしょうか?
擬似的にこれと同じような撮影が可能というFocusTwistなるiOSアプリを見つけ、迂闊にもつい衝動買いしてみました。

で、結論から言わせてもらえば、全く以て使い物にはならないスーパーダメダメカメラアプリの決定版です!!w

まぁiPhone搭載カメラもごく普通の構造のデジタルカメラなワケですから、だいたいのところは想像していたのですが、やはり案の定、ただ単にフォーカスポイントを変更しながら何枚か(恐らく4枚?)連続撮影し、その後撮影したコマからフォーカスしたい部分をタッチして適当な一枚を選ぶといった実に安直な代物です。
これももし映像ベースであれば一瞬の撮影で事足りる気もするのですが、フォーカスポイントを変更する関係で静止画で撮影する必要があるようなので、撮影中数秒間は固まっていなければなりません。もし動かしてしまうと機能的な趣旨は全く破壊され、切り替え方の分かりにくい連続写真のセットが作られるだけです。

これなら普通に数枚撮影した方が断然早いという話で、いくら安価(170円)とは言えこんなネタにもならない代物にお金を掛けてしまった自分があまりにも情けなすぎます。。crz

2013年4月20日土曜日

注目のSIGMAレンズ

先日SIGMAから、かなり興味深いAPS-C用レンズが発表されました。

18-35mm F1.8 DC HSM


とかく明るいレンズを好む星野・星景写真家にはF1.8広角レンズのラインナップも重宝されている様子ですが、標準画角の35mm(52.5mm相当)から広角18mm(27mm相当)までカバーしながら全域F1.8実現のズームレンズという他に類を見ない代物。
実際にどんな写りなのかは分かりませんが、フルサイズ機で28mm/F2.8開放で撮影した雰囲気をAPS-C機でも余裕で醸せそうではありますね。
ただ、これだけのスペックなので写りに関してはかなり妥協もあるのではないかと感じるところなのですが、チャートから読み取れるものはとにかく中途半端なレンズではないな...という感触。
流石に僅かな歪みは出る様子も広角ズームと考えれば非常に優秀だし、MTF特性からは既存のF1.8広角単焦点のシリーズと比較するのもおこがましいほどの解像力が伺えるだけに、星空撮影にもすこぶる有効性の高そうなレンズですね。

現時点では価格や発売時期は分かりませんが、価格によっては速攻で飛びついてしまいそうな予感...^^;

来週4/26発売予定の「USB DOCK」なるレンズのアップデートツールも登場しますが、このレンズももちろん対応。
これを使う事でパソコン上からレンズの焦点距離4段、撮影距離4段で16段階での調整が出来るらしいのですが、例えば天体向けなどでフィルター除去を施して焦点位置のズレてしまったカメラでも、レンズをそれに合わせて調整もある程度は可能でしょうからありがたいツールです。
因みにSportsラインレンズではAFについても調整可能みたいですね。AF駆動範囲や防振作動時の見え方、速度と品質のバランスなんかを調整出来るようです。
高い代物ではないので、対応レンズと是非一緒に揃えたい便利ツールですね。

2013年4月1日月曜日

今日だけ許されるネタ(ガセ注意)

NIKON D二桁シリーズ復活!!

やたらめったらに高画素化ばかりが進む昨今、時代の流れに反するかのように有効解像度をあえて12.3Mピクセルに抑え、低ノイズ化をとことん追求したというNIKON D90sが4月1日ひっそりと発表されたとかされないとか。

真に受けないでねw


基本スペックは先代のD90をほぼ踏襲したものとなっていますが、光学ローパスフィルターが排除されたほか内部構造も一から見直され、イメージセンサー背部には新開発の省電力水冷システムを配置。これにより高感度、長秒露光時のノイズ発生を飛躍的に低減させることに成功している。
また背面レイアウトも一新され液晶モニターもバリアングル化。モニター部を開くと放熱のために設けられた通気ダクトが顔を見せるが、ここに別売りオプションの冷却ユニットを装着することで暑い夏場においても効率的なクーリングが可能になるという。


念を押しておきますが、ホントに冗談ですから。

モニターで蓋をしてしまっては...という痛いツッコミはさておき、このクーリングシステムによる恩恵はノイズ低減効果のみならず、ライブビュー時の発熱も飛躍的に抑えられるため、モニターを開いた状態では事実上無制限でライブビューが可能。また動画撮影においても無駄に2時間以上の連続撮影も可能だという。

またある情報筋によると、赤外カットフィルター特性を天体向けに仕様変更したD90sAも準備されているとの情報もあり、これと同時に結露防止機構を内蔵した天体撮影用MFレンズのラインナップ登場もほのめかされている。


...なんてのはもちろんガセネタですよ。念を押しておきますが。

ただまぁあえてこんなネタを書かせてもらったのは、個人的にはこれくらいのスペックが最も合理的で、一般的にも適正スペックだと思うんですよ。解像度も十分だし何せノイズも少ないし。
2000万だの3000万画素なんて言う高解像のデカい画像の必要なシチュエーションなんてのも極限られ、一般的にはおおよそ必要とも思えないし、何せデータが嵩張る上に処理も大変になるからやっぱ無用です。オーバースペック著しいです。まぁあっても良いですけど、全部が全部そうする必要性は絶対に無いと思うのですよ。

高画素化というのは全てが良い方向に作用するものではなく、様々な弊害を伴うスペックアップなのですから、メーカーさんにはその点をまずしっかり踏まえてもらい、売れ筋ばかり見据えた画一的なモノ作りはせず、それぞれの方向性で良いモノは残していくというスタンスで取り組んでいってもらいたいものです。