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2012年7月12日木曜日

Nikon J1衝動買い...

もはや眼中から消え失せていたはずのNikon 1でしたが、先日ふと某価格情報サイトを覗いてみると、J1標準ズームレンズキットが軽〜く3万円を割る破格値にこなれてたもので、迂闊にもつい衝動買いしてしまいました。^^;



どんなカメラかという話はそこいら中で話題にもされているので割愛させてもらいますが、ただ良い意味でも悪い意味でも、レンズ交換式カメラの中では最もチープな部類なんじゃないでしょうかねぇ。
ビギナー向けな感じが強いですが、それだけに設定等の操作性については悪過ぎにもほどがあるので、最大手カメラメーカーの製品だからと言って変に期待しない方が賢明です。


しかし仕様が仕様なので、その辺の利点を活用したい意向があるなら面白いカメラではあると思います。
特にポイントになりそうな部分をざっと挙げますと、、

◎1インチセンサーにより、フルサイズの2.7倍(APS-Cの1.8倍)の焦点距離が得られ、軽量コンパクトなお手軽超望遠システム構築が可能。
※一般的なネオ一眼より断然画質も稼げるので、特にNikon遣いならこの恩恵は大きいと思います。

◎純正マウントアダプターFT1を使用すれば、Nikon FマウントAFレンズを接続、制御可能。(AE、防振OK。AFはモーター内蔵に限定。他社製レンズも大方において動作するらしい。長秒時ノイズ低減は機能しない。)
◎FT1使用時は露光1秒未満の制限があるが、非接点の他社製マウントアダプター経由ならMモードのみの動作に限られるものの、露光時間制限は無効となりバルブ(最大120秒)まで可能。(もちろんこちらも長秒時ノイズ低減が機能しない。)
※非接点マウントで露光時間制限しないなら、FT1でもそうしてもらいたいものですが...

◎1200fps(320×120)、400fps(640×240)の高速度カメラ機能「スローモーション動画」を搭載。(撮影時間は5秒まで。)
※5秒が短いと思う人も多いと思いますが、400fpsで1分6秒、1200fpsで3分20秒の再生時間になるので、タイミングを狙える映像なら十分な時間だと思います。



あと、フランジバックの短さにより各社マウントレンズが試せるのもこの手のカメラの醍醐味とも言えますね。


2分のリミットがあるとは言え、バルブ可能となれば星も十分撮れそうなのですが、噂に聞いていた輝点ノイズの発生量がなかなか尋常ではないので、かなり厳しいものがありますね...
あまりそういった作例もないようだし、どれほど使えるものなのか?また使えないのか??機会を見て試してみようと思います。