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2013年4月20日土曜日

注目のSIGMAレンズ

先日SIGMAから、かなり興味深いAPS-C用レンズが発表されました。

18-35mm F1.8 DC HSM


とかく明るいレンズを好む星野・星景写真家にはF1.8広角レンズのラインナップも重宝されている様子ですが、標準画角の35mm(52.5mm相当)から広角18mm(27mm相当)までカバーしながら全域F1.8実現のズームレンズという他に類を見ない代物。
実際にどんな写りなのかは分かりませんが、フルサイズ機で28mm/F2.8開放で撮影した雰囲気をAPS-C機でも余裕で醸せそうではありますね。
ただ、これだけのスペックなので写りに関してはかなり妥協もあるのではないかと感じるところなのですが、チャートから読み取れるものはとにかく中途半端なレンズではないな...という感触。
流石に僅かな歪みは出る様子も広角ズームと考えれば非常に優秀だし、MTF特性からは既存のF1.8広角単焦点のシリーズと比較するのもおこがましいほどの解像力が伺えるだけに、星空撮影にもすこぶる有効性の高そうなレンズですね。

現時点では価格や発売時期は分かりませんが、価格によっては速攻で飛びついてしまいそうな予感...^^;

来週4/26発売予定の「USB DOCK」なるレンズのアップデートツールも登場しますが、このレンズももちろん対応。
これを使う事でパソコン上からレンズの焦点距離4段、撮影距離4段で16段階での調整が出来るらしいのですが、例えば天体向けなどでフィルター除去を施して焦点位置のズレてしまったカメラでも、レンズをそれに合わせて調整もある程度は可能でしょうからありがたいツールです。
因みにSportsラインレンズではAFについても調整可能みたいですね。AF駆動範囲や防振作動時の見え方、速度と品質のバランスなんかを調整出来るようです。
高い代物ではないので、対応レンズと是非一緒に揃えたい便利ツールですね。

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