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2012年2月27日月曜日

最強のカメラアプリ...その1

iPhoneのカメラアプリも今や何百とありますが、それだけにどれが実用的で優れたアプリなのかなかなか判断がつきませんよね。
そんなワケで、個人的に使ってみたアプリの中からオススメ出来る優れものアプリを紹介してみようと思います。

その第一回目は、総合的に使える万能タイプのカメラアプリを紹介。
万能と一口に言ってもアレなんで、「写真とムービー両対応していること」と「撮影中または撮影後に加工、編集が出来ること」を条件に上げてみようと思います。



まずは、無料アプリながらに多彩な機能を備えた「PowerCam」をピックアップ。
オススメ度としては、とりあえず無料でお試しアレ的なアプリですから(★★★)くらいでしょうか。

大まかな機能として、ミニチュア風写真の撮れる「チルトシフト」、豊富なフィルター類を使って様々な演出が出来る「マジック撮影」、特定色を残したモノクロ写真、ムービーが撮れる「カラースプラッシュ」、そして顔認識によって自動で写真の撮れる「インテリジェント撮影」といった、遊び心をくすぐる特殊な4つのモードを備えています。
これらは全て撮影時に使用できる機能で、撮った後で編集するといったことは出来ませんが、主立った特殊機能は大方備えているだけに十分に遊べるカメラアプリです。



有料アプリともなればかなりの優れものもいくつかありますが、個人的に現状最強ではなかろうか?と考えているのが「Top Camera」ですね。
オススメ度は文句なしの満点(★★★★★)です。

玄人好みの高機能カメラアプリと言うべきものですが、このスチルカメラの機動力が素晴らしく、ノーマル、バースト(連写)、HDR、スローシャッターといった実用的なモードをしっかりと備え、設定項目も実に豊富で、デジタルカメラとして考え得ることは大方押さえている本格派のカメラアプリです。

HDRモードは、低速ながら露出の異なった写真をしっかりと連写して合成する本格派(まぁ純正のカメラアプリも超高速三枚連写してますが)。三脚を使わずとも高精度で位置合わせしてくれるので、手持ちでも十分使えます。またマニュアルで明暗部分を指定して撮影・合成することも可能でかなり実用的です。

スローシャッターは連写合成による擬似的なものではありますが、0.3〜8秒、更にバルブまで可能で、合成方法も自動(平均)、統計(加算)、光跡(比較明)から選択出来ます。まぁ「統計」は感度過敏でちょっと扱いづらいですが...
しかし、スローシャッター可能なカメラアプリも意外と少ないだけに、存在意義の高い機能だと思います。

撮影時にありがたい機能としては、手ぶれ防止やセルフタイマーはもちろんですが、AE、AFポイントを個別に設定できる上にそれぞれにロックのオン/オフも可能で、トーンバランスなども撮影中に変化を見ながら調整も出来るので、この辺は単体のデジカメなんかより扱いやすいかも知れませんね。

写真の編集機能もかなり強力で、トリミング、回転、調整、エフェクト、ボーダーのメニューから多種多彩な編集・加工が可能です。
前述のHDR合成とは別に、擬似的なHDRバリエーションを別途複数備えていたり、ノイズ低減などのエフェクトも用意されているのもありがたい点です。

Top Cameraで撮影・加工した作例

その他まだまだ実用的で面白い機能もあり、音声に反応してシャッターを切ることが可能だったり、仮想と銘打ってはおりますが水平も表示出来るので、設定項目中のキャリブレーションボタンで予め内蔵カメラの傾きを覚えさせておくことで平行出しも容易です。

ムービーではあまり細かなことは出来ず、編集もサイズの縮小のみですが、撮影中にズームが効くこと、そしてAE、AFポイントを個々に指定が可能というだけでもそうそう類を見ない性能だと思います。


そんなワケで、デフォルトで持ちたいカメラアプリとしてこの2本、かなりオススメです。

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