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2012年5月4日金曜日

ネオ一眼を弄ってきてみた

車で出歩くことが多いもので、常時車に乗せて持ち歩いていたら便利かな?なんて思い、家電屋巡ってファインダーを持った高倍率ズーム機、すなわちネオ一眼中心にちょっと物色してきました。


カタログスペック上ではなかなか良さそうと思って実機を触ってみると、案外いろんな落とし穴もありがちなものですが、やはり各社、各機種の癖というか、特徴的な善し悪しというのも弄ってみないと分からないものです。

とりあえず今回気になっていた機種をざっとピックアップすると、
★1000mmズームが魅力のニコンのCOOLPIX P510

★ちょっと大きめセンサーが魅力の富士FinePix HS30EXR(と超ハイエンド機X-S1も一応)

★AF追尾が評判のパナソニックLUMIX FZ150とその弟分FZ48

といったところ。

X-S1は高価すぎるので一応気にはしてみた程度で、5万以上も出してまで買うつもりはないですけどね^^;だったら新しいボディ買いますよ。


で、近所の何店舗か回って置いてあった”気になる実機”はニコンP510と富士HS30EXRのみ。
ホントはFZ150が最も用途に合った機能を持ち合わせた機種だと思っていたのですが、どの店舗にも存在せずガッカシ...
実は過去、パナ機を三機種ほど使用していた経緯もありまして、機能、性能面もさることながら一番しっくり来る印象が強いんで、そういう意味でもかなり気になっているんですけどね。。
まぁ家電量販店ではネオ一眼はあまり置いてくれないようで、性能の似たり寄ったりのお手軽エントリーコンデジのオンパレードですね。
ノジマの店員さんとも話してきて、「こんな似たような安物カメラばっかし置かないで、もうちょっと玄人向けの真っ当なカメラ置いてくれないと客も寄りつきませんよ。」なんてさりげなく訴えてきてみましたw


で、この二機種を弄ってみた印象ですが、まず富士は手動ズーム方式をとっているので思った画角をすぐに選べる機動力が良いですね。デジイチ使っている者にとっては圧倒的に使いやすいです。
フォーカスや絞り変更に用いるリングがレンズの根っこに位置しているのですが、フォーカスこそ少々違和感はあるものの、絞りはやっぱりここだろう!という感じで、旧レンズをよく使ったり、古くからの一眼遣いの人にはまさにしっくり来る操作性かと思います。
フィルターネジもあるので、他社製品のようなわざわざアダプターを経由せず直にレンズフィルター装着可能な点も素晴らしいですね。
また見た目も本格的なカメラという威圧感が漂っており、お手軽感は全く感じられない反面、持っているだけでも十分な満足感を得られそうな玄人好みの存在感を醸してくれます。
それだけでもちょっと持ってみたいカメラと感じさせてくれました。


ニコンの方は高倍ズームの魅力以外に特徴めいた部分も少なく、ズームを伸ばしたときの見た目ののっぺり感はイマイチな印象でどうも格好良くないもんで、個人的には残念ながら購入意欲はイマイチ薄れました。
ネット上のレビューなどを読んでも、パナのFZなどのような連写でのAF追尾はしてくれないらしいし、どうしても超高倍ズームが欲しいという理由なら、他の機種にテレコンでも装着して使った方が良さそうな気がします。


この手の機種で一番気になっていた点がファインダー内に映し出される画像の追随性なのですが、やはり早い動きには対応しきれないもたつき感、カクカク感が強いですね。
ミラーレス一眼ではかなり違和感なくしっかり追従出来るモノも出てきていますが、せめてこれくらいのレベルに行き着いてくれないとって感じです。
買うならもうちょっとこの辺の性能向上を待ってからかな?なんて感じた今日この頃でした。

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